2013/02/16

目黒シネマ



Wikipediaの日本語版を見ると、現在ミニシアター(単館系)といわれる映画館が全国に約100館、そして名画座が約40館。沖縄に越してきてもう約9年になるので東京や関西、その他日本の地区の現在の映画館事情はよく知らない。歴史ある名画座が閉館するニュースに接し、東京のなどは自分もかつて行ったことのある映画館だったりして、時代の変化を寂しく感じている。


そんな中で偶然にも名画座と言われる映画館がまだ生存していることを知った。ちなみに偶然と言うのは、「フジフィルムが映画フィルム生産から撤退→大蔵映画はどうなる→目黒シネマ」というネット・サーフィンの結果だ。

沖縄那覇のミニシアターである桜坂劇場と、國場組の運営するスターシアターズというシネコンのシネマQとシネマパレットに通う日々の中で、たまに関東に数日のスケジュールで行ったときには映画館にも可能な限り行くけれど、沖縄で上映予定のない作品を観ることが第一目的になってしまう。

でもそんな中で一度行ってみたいと思っているのは名古屋のシネマスコーレ。でも若松孝二氏は昨年亡くなってしまった。そして今回みつけたこの名画座の目黒シネマ。2本立てで入れ替え制なしという昔ながらのスタイルの映画館だ。本当は暇と金が許せば、シネコンでない全国の映画館を旅して回りたい。もっとも映画館というのは普段の生活の中に組み込まれるべきもので、観光旅行の名所ではないのだけれど…。



2013.02.16   
ラッコのチャーリー

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