2013/01/30

ちょっとだけワイン考


食事あってのワイン
ワインあっての食事



今日友人たち何人かとレストランに食事に行き、さっき帰ってきた。6人だったのだけれど、ワインを飲んだのは自分を含めて3人。そのうちの一人は酒好きで、「◯◯はお酒を断ったことはない。」なんてちょっと冗談めかしてボクは彼女に言ったりする。食べたのはステーキとハンバーグのセットプレート。ものすごく上等なワインではなく、単なる5〜6年もののボルドーのコットゥ・ドゥ・キャスティヨン。カベルネよりメルロー主体。とは言ってももっと雑な普通にテーブルワインとしてグラスとかで出されるワインよりは少々まともなワインだ。さて料理が来て皆食べ始めたのだけれど、その彼女のグラス、ワインの水位がいっこうに減らない。「◯◯さん、ワイン飲まないの?。」と訊くと「食べる方に夢中で…。」という答え。

ワインというのは不思議なお酒で、ワインがあると料理をより美味しくし、料理があるとワインを美味しくする。だからテイスティングという特殊な場面を除けば、ワインあっての料理だし、料理あってのワインなのだ。だから目の前にワインがあるのに料理を食べるだけでワインに手が伸びないというのは、ボクとしては考えられない。他人がどういうワインの楽しみ方をしようとボクは文句をつけるつもりはないが、ボク的に言わせてもらえば、彼女はワインという魔法の飲み物の醍醐味を知らないのではないか、と思った。




2013.01.30    
ラッコのチャーリー

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